メンヘラの意味は?略さない呼び方と特徴!

メンヘラ 意味 略 メンヘラ

あなたはメンヘラの意味を知っていますか。

メンヘラはすっかりおなじみのワードとなりましたが、ただなんとなく使っているだけという場合も多いはず。

そこで今回は、メンヘラの正しい意味をお教えします。

また、みんな「メンヘラ」「メンヘラ」といいますが、実はこれ略称なんです。

メンヘラを略さずにいうとどうなるのか、こちらの呼び方もご紹介します。

ついでにメンヘラの特徴をざっくりご説明しますので、参考にしてみてください。

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メンヘラの意味とは?

メンヘラ 意味 略

メンヘラと聞いて、多くの人はそれが何を意味するものなのか、皆目見当もつかないことでしょう。

2016年最も多く検索された言葉のランキング第3位に、このメンヘラがランクインしました。

それだけ多くの人が気になったワードだったということがわかりますね。

メンヘラとはズバリ「メンタルヘルス上、心の健康に病気や問題を抱えた人」のことを指します。

ネット社会を生きるの現代のあなたを含めたほとんどの人は、SNSを利用しない日なんてないという状態ではないでしょうか。

恋人や友達同士でのLINEやメールは当たり前。

SNSの利用自体、どんどん低年齢化もしています。

しかし、プライベートで友達や恋人どうしで1日にLINEやメールを何回もやりとりするのはよくあることです。


先にあげた「メンヘラ」、最近では「面倒くさい人、また、相手にしてほしくて迷惑をかけてしまう人(いわゆる、かまってちゃん、かまってくん)」を指すこともあるようです。

メンヘラはどこから生まれた?

メンヘラ 意味 2ちゃん 5ちゃん

さて、メンヘラという言葉は果たして、どこから生まれたのでしょうか?

その聞き慣れない言葉に多くの人は頭のなかが、たくさんの「?????」で埋め尽くされたことでしょう。

くまごろうもまた然りでした。


その言葉が生まれたルーツを辿れば、1999年まで遡ることになります。

21世紀(2000年)の幕開けを目前に控えた1999年。

その年の11月に立ち上げられた「2ちゃんねる」の「躁鬱板」が発祥の地であることが明らかになりました。

この「躁鬱板」という掲示板は現在は閉鎖され、今では「メンタルヘルス板」として新たにリニューアルされています。

それが2000年の8月のこと。

その背景には、躁鬱だけでなく、他にもある精神面の病気の人も関わることのできる掲示板をつくって欲しいというユーザーのニーズがあったからだともいわれています。

心に病を抱えた人たちが、心の拠り所として訪れるようになった「メンタルヘルス板」は昨今では通称「メンヘラ板」として広く知れ渡ることとなりました。

つまり、「メンタルヘルス上、心に病を抱えた人のこと」をメンヘラと呼びますが、「メンタルヘルス板」通称メンヘラ板を訪れるような人のこともそう呼ぶようです。

ただ、注意したいのは、メンヘラという言葉は侮辱的なニュアンスを含んでいるということ。

使い方には慎重な注意が必要です。

「メンタルヘルス板」通称メンヘラ板が、メンヘラという言葉を生み出したソースであったというのは確かな事実です。

「メンタルヘルス板」通称メンヘラ板は、心に病を抱え苦しんでいる人にとって、ある意味、駆け込み寺のような存在意義があるのだと想像できます。

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メンヘラは略語だった!略さない呼び方は?

メンヘラ 意味 略さない

メンヘラと初めて聞いた時、それは略さない言葉だとしたら(キッチングッズか何かかな?)とくまごろうは思ってしまいました。

実際に、それは的外れな答えであり、メンヘラというのは略語であり、インターネットスラングなのです。

つまり、インターネット上の俗語としてのワードということになります。

ネットスラングは他にも「リア充」(現実に充実した生活を送っている人の意味)、「乙」(お疲れ様の意味)、「ググる」(Googleで検索することの意味)などがあります。

さて、「メンヘラ」という言葉が、どういう変遷を辿ってきたのか順を追ってみていきたいと思います。

メンヘラは「メンタルヘルス上、つまり、心の健康上、その心に病を抱えた人」のことを意味します。

その心の健康の意味である「メンタルヘルス」を略称した言葉があります。

それが「メンヘル」です。

この略称「メンヘル」の語尾にerを付け「メンヘラー」(心に病を抱えた人の意味)となりました。

「マヨラー」「アムラー」の使い方と同じですね。

ネット上では「メンヘラー」と語尾を伸ばすことなく「メンヘラ」として広く使われるようになりました。

ですが、この「メンヘラ」は「メンヘラ女子」や「メンヘラ男」など侮辱的なニュアンスの含みを持たせた使い方をされているのが現状のようです。

他人に対して侮辱的に使うこともあれば、自虐的に使うこともあるようで、このメンヘラという新しい言葉は蔑称としてのニュアンスを含みつつ、ネット上では急速に流行り出しました。

「メンヘラ」を略さない呼び方で、となると「メンタルヘルス上、心に病や問題を抱えた人」と定義付けられると思います。

メンヘラというワードが広がった背景

メンヘラ 意味 略さない

「メンヘラ」について「メンヘラ女子」、「メンヘラ男子」とはいったん切り離して考えてみましょう。

「メンヘラ」の本来の意味を踏まえたうえで、あなたのまわりを見回してみたり、または自身を振り返ってみましょう。

なんとなく思い当たることはないでしょうか?

メンヘラが普及したのはストレス社会のせい?

「人」という字は「人」と「人」が支えあって成り立っている、とよく言います。

生きていれば、辛いこと、哀しいこと、まさかの事態に愕然とすること、いろんなことが起こり得るものです。

そんな時、心が折れてしまったり、不安定になったり、誰かにすがりたくなったりするのは人としてごくごく自然なことだと思うのです。

ここ最近は職場でのパワハラ、セクハラといった言葉が毎日のようにメディアを賑わわせています。

医療、介護の現場でもそうですが、スポーツ界、教育界、政界、あらゆる業界に闇が存在し、それによって心を病んでしまった人たちの勇気ある告発によって、その闇が世間に明るみになったのは記憶に新しいところです。

現代はまさに圧のかかったストレス社会そのもの。

くまごろうたちを取り巻く社会的環境は、常にストレスを感じやすいものとなっています。

心に病を抱える人が増えるのも納得できます。

メンヘラという言葉が生み出され、ネット上で広がりをみせ、多くの人の知るところとなったのは皮肉にも頷けることなのです。

「メンヘラ」というワードは、特にネット上では、おもしろおかしく取り扱われがちですが、生きていくなかで「メンヘラ」な状態に陥ってしまうことは、人としてごくごく当然のことだと思うのです。

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メンヘラの特徴とは?

メンヘラ 特徴

続いてメンヘラの特徴を見ていくことにしましょう。

実はメンヘラにはいくつものパターンが存在するのです。

メンヘラ女子の特徴

ネット上では、「メンヘラ女子」なんて言葉が使われていますが、この「メンヘラ女子」、実はSNSを使った時にその特徴が如実に現れやすいものなのです。

例えば、LINEやメールなどの返信がなかったり、遅かったりするとキレたり、相手の都合や時間などお構いなしに強引に催促してくる、など。

そして、相手からの返事がなかった場合、自分は嫌われたんだと思い込み、自分を傷つけてしまうことも

ホラーを見ているようで考えただけで鳥肌がたちそうですが、そこで「メンヘラ女子」は終わりではなく、なんと自分を傷つけた痕と思える写真を相手に送りつけたりするのです。

他にも次のような特徴があります。

  • 恋人の時間を独り占めしたがり、四六時中べったり、そして恋人のスケジュールや都合などを完全に把握しようとする
  • 異常なまでのやきもちで、恋人が異性と話しをするだけでキレ出したり、挙げ句の果てには自分を傷つけることをエスカレートさせる
  • 人通りの多い街中や公共の場所で大声で泣き出したりする
  • すぐに『消えたい・・・』と口に出して実行をほのめかす、などなど

あなたは当てはまるものがありましたか?

メンヘラ女子についてもっと詳しく知りたいあなたにはこちらの記事がおすすめです。

実は昔、くまごろうはメンヘラでした(笑)

だからこそいいたいのですが、「メンヘラ女子」は恋人を振り回しているという自覚がないばかりか、「これだけ深く貴方のことを思っているの!こんなにも貴方のことを大切に思っているの!」と勘違いしているので、たちが悪く、相手をどっと疲れさせ続けてしまうのです。

「メンヘラ女子」と付き合っていくとなると、お相手はなかなか骨が折れそうと思いませんか。

そうなんです、当時くまごろうとお付き合いしていた彼は本当に大変だったと思います。

こちらについてはまた別の機会にお話しすることにしますが、相当精神力が削られてしまっていたようです。

しかし、ここまでエスカレートしていなくても、LINEやメールを異常なまでに連投したり、構ってほしくて体調が悪いことをひたすらアピールしたり、という「プチ・メンヘラ女子」なんて巷に結構いるものではないでしょうか。

メンヘラ彼女との別れ方はこちらから。

メンヘラ男子の特徴

「メンヘラ女子の」男子バージョンで「メンヘラ男子」なんてワードも生まれていますが、特徴として次のような項目が挙げられます。

  • 束縛が異常である
  • 恋愛で過剰に駆け引きをする
  • THE・オレ的な自分大好き男子
  • 自分の意見を押し通す、などなど

あなたの周りにいませんか?

くまごろうは友達の話や実体験などから、「メンヘラ女子」の方が圧倒的に多いですが、「メンヘラ男子」も意外といることを知りました。

「メンヘラ女子」に「メンヘラ男子」などとさまざまに表現されていますが、メンヘラという言葉自体がそもそもネットスラングであることにくわえ、蔑称であることに気を付けなくてはなりませんね。

どうしても侮辱的なニュアンスを含んでいるということを否定出来ませんので、使う際には慎重にならなければいけないワードなのです。

メンヘラ男子についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

まとめ

今回は、メンヘラというワードの誕生やその意味、特徴などについてお話してきました。

メンヘラは1999年に2ちゃんねるの「躁鬱板」で誕生しました。

その意味は「メンタルヘルス上、心の健康に病気や問題を抱えた人」であり、略さないで表現するならメンヘラの意味をそのままで使用することになります。

現代のストレス社会で、生まれるべくして生まれた「メンヘラ」というワード。

その特徴はそれぞれですが、根底には「かまってほしい」「見捨てないで欲しい」という精神疾患を抱える人が少なからず持っている不安をその人なりに表現したもの。

本当は素直に「かまってほしい」といえばいいのですが、これがとても難しいと感じる方も多いのです。

「メンヘラ」というワードには否定的な意味も含まれていますので、使う際には十分注意しましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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