メンヘラというと女性というイメージが多いですが、実は男性でもメンヘラの方はたくさんいます。
もしも好きになった男性がメンヘラだったらあなたはどうしますか?
また、あなたが男性の場合、ご自身がメンヘラになってしまっているかどうかチェックしてみましょう。
今回は、メンヘラの男性たちを3つの区分に分けました。
メンヘラの男性をタイプ別にご紹介した後に、それぞれの対処法をご紹介したいと思います。
これを読めばメンヘラ男性を見分けることが可能になるとともに、万が一あなたの恋人がメンヘラ男性だった場合の対処法も学ぶことができますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
メンヘラ男性の特徴①
まず1つめは、「蜜のように甘い!?ベタベタ系メンヘラ男性」です。
特徴としては、SNSやLINEなどで返事がなくても連投する、さらになければ連投し続ける、というようにこちらへの配慮もなく、自分の気のままに行動するという非常に稚拙な一面があります。
さらには、どうでもよいような内容をこまめに連絡してくるなど、です。
例えば、「ヒマー」「さむー」「腹へった」「しんどい」「ねむー」「トイレ行ってくる」など。
受け取った側は、返事しようがなく、逐一の報告に疲れ果てます。
また、仕事中、深夜、明け方であろうと相手の配慮なしにLINEするなどのちょっと迷惑なものも。
既読、返信もとにかく早く、スルーしていると暴走し始めます。
このタイプのメンヘラ男性は、実はベースは強い不安でいっぱいいっぱいなのです。
例えば、自分の彼女が、自分が把握していない彼女のスケジュールの間などはあれやこれやと勘ぐってしまいがちです。
他にも、彼女が急な仕事で約束した日に会えないとなると、ただそれだけで他の男と会っているのではないのか、と邪推してしまうのです。
そういった湧き上がる不安を取り除くために、このタイプのメンヘラ男性は彼女のスケジュールや行動をとにかくキッチリ把握したがります。
ひたすら、彼女の予定やスケジュールを聞いてきたり、確認を逐一とろうとします。
そして、不信に思ったら、こっそりと彼女の携帯やスマートフォンを勝手にのぞきます。
不安すぎてどうしようもなくなってしまっているのでしょうね。
さらには、財布の中身を調べあげ領収書やレシートをあさったりします。
もっとエスカレートすると、実際に彼女が他の男性と会っていないかマークしたり尾行するなど、彼女に対して異常なまでに執着します。
うーん。
ここまでくると女性としてはお付き合いを続けていくのは難しそうですね。
もはやストーカーのような感じもします。
また、彼女が他の男性と話をしただけで、ひどく嫉妬します。
時間的、空間的、さらには心理的にも彼女をガッチリとロックオンして拘束してしまうのです。
付き合いはじめのうちは、お互いに好き合って彼女も幸せに感じるかもしれませんが、だんだんと疲れきっててしまいます。
このタイプのメンヘラ男性は異常なまでの彼女への執着や拘束を愛情だと勘違いして接してしまうからです。
これ、とても怖いですよね。
考えただけでも鳥肌が・・・。
「蜜のように甘い!?ベタベタ系メンヘラ男性」、楽しいのは付き合い始めのうちだけかもしれませんね。
メンヘラ男性の特徴②
次にご紹介するのは「震える子羊!?プルプル系メンヘラ男性」です。
特徴としては基本的に自分に自信がなく、常にネガティブワードを連発してしまいます。
例えば、「ヤバい」、「ムリ」、「もうダメ」「しんどい」、「ついてねぇーなあ」、「どうせ…」などなどです。
まるで、自分自身にネガティブシャワーでも浴びせて、言い聞かせているかのようなのです。
また、このタイプのメンヘラ男性は自律神経がかなり乱れているので常に体調を崩しがちです。
一旦、体調不調になるとなかなか回復も出来ないので顔色が悪く、そのせいか周りからは暗い印象を持たれてしまいます。
SNSでも、やたらとダラダラとした長文になりがちで受け取った側はスクロールするほど。
そして、ヘビーな自身の過去を暴露したがる傾向にあります。
SNS依存の傾向も往々にしてあり、そこに毒を吐いたり、暗い闇を滔々と綴るのです。
また、容姿、スタイル、学歴、収入、恋愛経験など、何かにつけ人より劣っている、とコンプレックスを強く抱いてしまいがちです。
そのコンプレックスをバネに克服するというよりも、ただひたすらコンプレックスを抱いたまま悶々と過ごすのもこの男性の特徴のひとつ。
さらには、繊細な心を持っているので、小さなことやささいなことでも気にしてしまい、クヨクヨと悩んでしまったり、気になった状態でひたすら過ごします。
まさにガラスのハートの持ち主なのです。
くまごろうの友達にもこのタイプのメンヘラ男性がいます。
どのワードが「地雷」となるか分からないため、慎重に言葉を選ぶ必要があります。
楽しい話をしているはずなのに、あからさまにテンションが落ちていってしまうので場の雰囲気が「どよ~ん」としてしまうんですよね。泣
熱量高く力強く生きていくというよりは、何かにつけ内に内にとベクトルが向かい、こもりがちになるのです。
したがって、休みの日になると、どこかへ出掛けるというよりも部屋に閉じ籠るほうを断然好みます。
本人自身も生きにくさ、生きづらさをしみじみと感じてしまうほどのメンヘラぶりなのです。
メンヘラ男性の特徴③
次は「THE 俺!オラオラ系メンヘラ男性」です。
特徴としては、とにかく自己愛が強く、自分中心に世界が回っているかのごとく振る舞います。
自分大好きで、「THE 俺!」なこのタイプは自己承認欲求も強く、相手の考え方が気に食わないと力付くでも自身の考えを押し通します。
怒りっぽく、気が短い、そして、やたらとイライラしがちですが、その割りには、ちょっとしたことで凹みやすい一面もあります。
しかしながら、基本的に喜怒哀楽が激しいのは一貫しています。
また、口論になると相手がひどいダメージを受けるようなきつい言葉を平気で言い放ちます。
ところが、怒った直後は急に優しくなり、まさしくDV気質の男性によくある行動をとります。
実は、このタイプのメンヘラ男性は人との付き合い方が不得手で、人との距離感をうまくつかめず安定していないのです。
一見するとドライな素振りで冷たいようにも受け取れますが、ある時はしつこいまでのコミュニケーションで過剰に感じるほど。
これはメンヘラ男性によくあるバランスのくずれたメンタルコンディションによるものです。
こういった言動や振るまいに、周りとしては、どう対応したらよいのか悩んでしまうことも。
このタイプのメンヘラ男性は、自分は他よりすぐれていると自信を持っているにも関わらず、同様に劣等感やコンプレックスも自身のなかに根深く持っている場合もまた多いのです。
しかしながら、その劣等感やコンプレックスをバネに乗り越えたり、克服したりと努力した過去を持ち合わせているかもしれません。
そのため自分を認めてほしい、認められたい(いわゆる自己承認要求)と、過剰なまでに相手に求めてしまうのです。
確かに自分を認めてほしいという気持ちは誰しもあると思います。
しかし、それが時として、他人を蹴散らしても自分の意見を押し通す、自分の言うこと、やることが絶対だという協調性のなさが垣間見えてしまうのです。
メンヘラ男性の対処法①
「蜜のように甘い!?ベタベタ系メンヘラ男性」。
このタイプのメンヘラ男性は、LINEがくれば、即既読、即レスが基本姿勢。
自分は特別な存在だと認識してもらいたいがため、しつこいまでに連絡してくる究極の「かまってくん」なのです。
しつこいまでのマメな連絡は「こんなにも君のことを思っているんだ」「ここまでして君への愛を伝えているんだ」という勘違いをしてしまってることが往々にしてあります。
しかも、昼夜問わず、仕事中にも関わらず、ということが多々あります。
その勘違い、非常識なところ、その自覚がないところもまた残念なところではありますが。
そして、自分のメッセージに対して既読されなかったり、レスに時間がかかってしまうと、不安に駆られ、だんだんと情緒不安定になってきます。
こんなメンヘラ男性には少しずつ、ある意味、教育してあげる意識を持つことが大切です。
乱暴な言い方になりますが、ペットをしつけるような親心で気長に構え、対処するとお互いに良い方向へ向かうでしょう。
まずはSNSの対処の仕方ですが「本当は返事したいんだけど、仕事中だからできないの。ごめんね。」ということを面倒がらずに丁寧にその都度、伝えてあげるのです。
そして、返信ができない時は「何時までは仕事なの。その間は返事できないからね。」とあらかじめ伝えておくことがポイントとなります。
子供でも大人でも期間限定だと、多少面倒なことや嫌なことでも我慢できるものですよね。
それと同じで、あらかじめ連絡が取れないことがわかっていれば、その間は我慢できるものです。
それが出来たら、次へとステップアップしていきます。
返事ができない時間を徐々に延ばしていくのです。
日々、このパターンに慣れさせていき、彼に覚えさせます。
返事が来ない=(あ、仕事か)と彼が思えるようになれば、それは、大成功。
あなたが彼を常識人として大きく1歩成長させたと言えるでしょう。
究極の「かまってくん」は、裏を返せば、とっても寂しがり屋なのです。
しかしながら、彼の寂しさにべったり付き合っていくのではなく、「ここまでは出来るけどここからは出来ないの」とか「こういう理由があって○○できないの」とあなたが明確に大人の対応をしてみせることが重要になります。
そういった姿勢を見せていくことで、彼は確実に学習します。
相手も人間です。
丁寧に対応していけば、それは相手に伝わり、お互いにプラスにはたらいて結果的にはよい関係を築いていけると思います。
メンヘラ男性の対処法②
次は「震える子羊!?プルプル系メンヘラ男性」の対処法についてです。
自分自身に自信がなく、どうしても内へ々へとネガティブな方向にこもりがちなこのタイプのメンヘラ男性には母性的な気持ちで温かく見守ってあげることが大切。
なぜ、ここまでに悲観的なのか一それは遺伝子レベルで生まれもっての性格がそうさせているのか、不幸な生い立ちや不遇な生育環境によるものなのかはわかりませんが、このタイプのメンヘラ男性は、重たく受け取られることはあっても、人を深く傷つけたりすることはありません。
彼のそういった優しい一面をそっと支えてあげることは人としてお互いにプラスになることでしょう。
「どうせ自分なんか」、「ついてないなー」、「ムリ」等々、ネガティブワードをついつい乱用しがちなのは、生まれもっての性格なのか、はたまた過去の辛い経験からそういう思考回路におさまってしまったのかもしれません。
ですが、それはそれで、「そうなんだー、でも○○だよ」など一旦彼の言葉を受け入れてあげてから、前向きなポジティブな言葉をどんどん添えてあげましょう。
人は誰しも自分を一旦受け入れてもらえると安心するものです。
彼自身の言葉を一旦まるごと受け入れることを忘れないようにしていけば、彼は心があたたまり、そこに安心感が生まれ、きっと双方の間に大きな信頼が生まれることでしょう。
その信頼が強くなれば、彼自身の言葉も少しずつ前向きになっていきます。
できるだけポジティブな言葉をたっぷりとかけてあげましょう。
例えば、「今日は気持ちいい天気だね。」、「これ、すごくおいしいね。」など、日常の他愛のない会話を意識的にポジティブなものにしていく。
そして、なるだけ彼に対して笑顔で接するように心掛けるということ。
こんな実験があります。
ホラー映画を笑顔を崩さず見るように実験をしたところ、笑顔のせいで恐怖が薄れ、脳がバグを起こし、楽しいと認識したそうです。
たとえひきつっていようが笑顔でいることは、脳に、その笑顔でいた時間は楽しいという印象付けをし、認識してしまうというのです。
また、笑顔は伝染します。
以上のことから、自信のないネガティブなメンヘラ男性には、彼の言葉を一旦受け止めること、ポジティブに言葉がけすること、そして笑顔で接すること、この3つで対処すれば、お互いに人として成長でき、さらにはあたたかな人間関係をも築いていくことができると思います。
メンヘラ男性の対処法③
「THE 俺!オラオラ系メンヘラ男性」の対処法についてです。
自己愛が大変強く、プライドも異常なまでに高い、自分大好き!なこのタイプのメンヘラ男性。
このタイプのメンヘラ男性は、自分が絶対的、自身は他より確実に優れている、と心底思っている特徴があります。
もちろんそういう場合もあるかもしれませんが、彼の考えが全て正しいとは限りません。
しかし、この手のメンヘラ男性は、違う意見や考え方を話されると、勝手に自分をけなされた、否定されたと受け止めてしまうのです。
協調性にとことん欠けているので、相手を受け入れる余裕が1ミリもなく、とにかく相手を打ち負かそうとしたり、とりあえず、自身の考え方をごり押しして通そうと躍起になってしまいます。
一旦、スイッチが入り逃走モードONの状態に切り替わると、暴走して、もはや、落ち着いて話し合うことは不可能となります。
ですので、彼と意見を交わす時は、彼を立てることに配慮しながら慎重に言葉を選びましょう。
また、このタイプのメンヘラ男性に特に気を付けなければいけないことがあります。
それは、彼の前で他の男性を話題に出すこと、これだけは絶対に避けるべきことです。
その話題が、他の男性を高く評価することだったり、魅力的だと褒めるような内容だったりすると、一気に不機嫌になり、イライラが爆発し、キレだします。
自分が最も優れていると自負しているため、自分自身と比較され、劣っているとジャッジされたと勝手に勘違いしてしまうのです。
自己承認要求が異常なまでに強いので、他の男性の話をすることは御法度なのです。
それが、たとえ、家族や芸能人の話であったとしても避けるべきでしょう。
一旦イライラが爆発するとその炎を鎮火することは困難なことになりますので、まさに、触らぬ神に祟りなし、なのです。
まとめ
今回はメンヘラ男性の特徴と対処法をご紹介しました。
あなたの彼は当てはまっていましたか。
また、男性の皆さんは、ご自分にメンヘラかもしれない部分があったでしょうか。
「面倒くさい」と嫌煙されがちなメンヘラ男性ですが、接し方次第では上手く付き合っていくことが可能です。
相手を受け入れて共感してあげることが大切。
これはメンヘラ男性だけでなく、人間皆そう言えると思います。
メンヘラ男性が彼氏だっていいじゃないですか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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