あなたの周りにもいませんか?
(あれ!?なんか変…)と違和感を感じずにはいられない友達や知人。
その女性はひょっとするとメンヘラ傾向があるかもしれません。
つまり、病院に行くほどの重度の精神疾患があるわけではないんだけど、メンタルヘルス上、なんだか闇を抱えているのでは?と疑ってしまいたくなる人をメンヘラ傾向がある、といいます。
メンヘラについて、詳しくは下記の記事で説明しています。
ここでは、いわゆるメンヘラ女性についてタイプ別にその特徴をご紹介すると共に、それぞれの対処法をお伝えしてみたいと思います。
実は昔メンヘラだったくまごろうのありのままをお伝えし、脱・メンヘラできた理由もお教えします。
メンヘラ女性の特徴①
早速、メンヘラの女性をタイプ別にご紹介したいと思います。
まず1つめは「男性の前ではコロッと態度が豹変!?周りはドン引きのぶりっこ系メンヘラ女性」です。
あなたの学校や職場にもいませんか。
なぜか男性の前では態度がコロッと豹変する女性。
例えば、女性からお願いされた時はあからさまにイヤな顔をするのに、男性からの頼まれ事は進んで引き受ける。(しかも、イケメンにはもちろん、平均値以上の男性には特に)
また、男性の前だけ声のトーンがワントーン高くなる。
いきなりおっとり天然キャラ、おバカキャラと化す。
他にも、合コンとなると、かいがいしくサラダなどを取り分ける、など。
彼女らの女優っぷりは同性のぶりっこ達からしてみれば、バレバレなのですが、意外とそのあからさまな演技に嬉しそうに乗せられている男性が多いのにはびっくりします。
ユング心理学によると、そもそも人はペルソナという名の仮面を持ちあわせていて、そのペルソナをTPOに応じて使い分けている、としています。
ペルソナの使い分けは、そもそも人間関係をスムーズにするために誰もがやっていることなのですが、歴史的、生物学的にメスはオスに選ばれる「性」であることに間違いありません。
「かいがいしさ」や「かわいらしさ」などは、それこそ古代の昔から女性に求められてきたことなので、選ばれるためにそのような演技をすることは、ごくごく自然なことなのかもしれません。
しかし、女という性を使って男によりよく見せようとする姿は、出来るだけ裏表なく生きようとしている一般女性を刺激し、非常に不快にさせます。
このぶりっこタイプ、実は、2タイプあって、演技と認識してわざとやっているタイプと、ごくごく自然にやってのけているタイプです。
後者のタイプにはメンヘラ女性が隠れている率が非常に高いのです。
ぶりっこタイプのメンヘラ女性は、基本的にご機嫌な時とご機嫌ナナメの時の振れ幅が非常に激しいです。
女性が情緒不安定になる原因のひとつには生理周期もあげられますが、このタイプの メンヘラ女性は生理周期も関係なく喜怒哀楽が異常なほどぶれます。
突然明るく能天気になったかと思えば、しくしく泣き出したり、過去を後悔してみたり、元カレの思い出に浸ったり、この先のことを悲観したりと周りは振り回されるのです。
これは親密になればなるほど、そのメンヘラぶりを発揮してきます。
男性依存の傾向が非常に強いので、対したことでもないのに、夜中にいきなり電話してきたり、会えなかったりデートができないとすぐに泣いたり浮気に走ることも。
デート中に彼氏に少しでもそっけない態度を取られると「私のこと嫌い?」と聞いてきたり「消えちゃおうかな…」など呟きます。
付き合い始めのうちは振り回されるのは、まんざらでもないのかもしれませんが、だんだんとそう無邪気に楽しんでいられなくなります。
エスカレートしてくると、あえて自らの体に傷をつけその画像を送り付けたり。
もはやホラーの域です。
気が付けばぶりっこ系メンヘラ女性の闇のドロドロ沼地から這い上がれない状態になっていたりするのです。
メンヘラ女性の特徴②
メンヘラ女性2つめのタイプは「周りはドン引き!?筋金入りのキャラクター大好き!超出不精メンヘラ女性」です。
特徴としては、このタイプのメンヘラ女性は、基本、インドアでひたすら出不精の傾向があります。
そのため、視覚に入るもの全てを自身が落ち着けるもので埋め尽くしたいのです。
シャープペンなどの文房具から化粧ポーチなどの日用品に至るまで、ビジュアル的に心安らぐものをチョイスし統一していきます。
つまり、自身の部屋のなか、そして日常的に使うものすべてをお気に入りのキャラクターで染めていきます。
キャラクター大好きメンヘラ女性に好まれるのはなぜかマイ〇ロディーです。
やわらかいパステルカラーの色合い、思わず抱きしめたくなる丸っこいボディラインが病み気味のメンヘラ女性を癒してくれるのでしょう。
人気のキャラクターはマイ〇ロに次いでキ〇ィちゃん、キキ〇ラなどのサ〇リオファンシー系となります。
※キャラクター名は少々規制させていただいています。読みにくくてごめんなさい!
そして、ぐ〇たま、リラッ〇マなどの脱力系キャラクターがあとに続きます。
確かにキャラクターものは集めやすく、100均の安価なものから家電品など高額なものまで多岐にわたって販売され、同時に簡単に手に入れやすいこともポイントです。
情緒不安定なキャラクター大好きメンヘラ女性にとっては、好きなキャラクターもので目にうつるもの全てを埋め尽くしていくことで安心感を得られるのでしょう。
まるで、ポッカリと空いた心の隙間を埋め尽くすかのように。
そしてまた、これらのキャラクターは非常にわかりやすく、安定したラインで、とにかくかわいらしいということが特徴的です。
メンヘラ女性にとってはそのかわいい見た目も落ち着けるポイントのひとつになるのでしょう。
これには闇深いコレクター心理というものが潜んでいることが伺い知れます。
コレクター心理のひとつは、他者との円滑なコミュニケーションのために集めていきたいという心理もありますが、なかには幼いころに親からなかなか買ってもらえなかったなどの悲しい理由です。
幼いころに集められなかったコレクションを、大人になってから集めようとする心理、もしくは人間関係がうまくいかない、社会に認めてもらえないなど、自身に足りない現実を満たすがためにコレクションすることでその欲求を満たそうとする、いわゆる代償行為をするという心理が含まれるのです。
このタイプのメンヘラ女性は自己管理能力がとにかく弱く、欲に負けやすく、なおかつ夜行性です。
その夜に何をしているかといえば、大抵決まってゲームやSNS、ネットサーフィンです。
ゲーム依存、ネット依存まっしぐらコースですよね。
気がつけば、あ、窓の外が明るくなっている…小鳥のさえずりがチュンチュン聞こえてきた…という感じ。
そんな生活を続けていけば、自律神経が乱れて精神状態までおかしくなってくるのは、もう目に見えています。
食に関してもひたすら高カロリーもの(ピザや唐揚げなど)を四六時中食べまくる、とかポテトチップスが主食、生クリームがおかず、みたいな周りがドン引きするような極端な偏食傾向にあります。
睡眠の質も勿論安定しないため、健康面に難を抱えていたりもします。
夜更かしは不規則な生活習慣の典型例、いわば王道ですよね。
「夜中でもレスがとにかく早い」のも夜行性ならではの特徴でしょう。
夜中にラブレターを書いてはいけない、とよく言われるのも少しエモーショナルになるから。
このタイプのメンヘラ女性はそんなことお構いなしにLINEを乱用してしまいます。
相手の既読がつかないうちに連投し続けたり、ポエムなことを呟いたり、自身の暗い過去を延々と暴露したり、と受け取ってしまった相手はなかなか大変なのです。
メンヘラ女性の特徴③
最後にご紹介するのは、数あるメンヘラ女性のタイプのなかでもかなり激しく、激情型で、いったん関わってしまうと自身の人生まで不幸になってしまう恐れがある「絶対に関わりたくない!余裕が1ミリもないヒステリック激情型メンヘラ女性」です。
このタイプのメンヘラ女性の特徴としては、自己承認欲求が異常に強く、また喜怒哀楽が激しく、ヒステリー体質であることです。
とにもかくにも「all or nothing」といった極端な思考でしか物事を考えられない傾向が強くあるので、自身のなかにコントロールする、とかバランスをとる、ということがとても苦手です。
本人は気付いていないことが多いようですが、マイルールなるものが細かく設定されており、それに少しでも反するとパニックになったり、お馴染みのヒステリーを引き起こします。
そのマイルールとは、衣食住に関するものから仕事に関するものまで、さまざまです。
例えば以下のようなことが挙げられます。
- トイレをピカピカにしておかなくては気が済まない
- 待ち合わせには10分前に来ておかないと落ち着かない
- レジで長く待ったり行列で並ばされるのが大嫌い
- 他人との鍋料理は絶対に食べない
などキッチリと几帳面に設定されています。
ですので、待ち合わせに遅れて来られたり、他人のミスでスケジュールが狂わされるとその相手が許せなくなり、ヒステリー化するわけです。
自身に対しての評価もプライドも海のように深く空よりも高いので、自己承認欲求がもちろん強く出ますし、相手にも要求するレベルが際限なく高く、なおかつ細かいのです。
ちょっとしたアドバイスや注意を他人からされようものなら「自分を否定された!」と思い込んでしまったり「あの子(あの上司)、なんなの!?」と敵対視したり、ヒステリックになって、キレたりパニックになったりします。
また、いつまでもネチネチと根に持ってしまったり、また何でも「自分の悪口を言われた」「許せない」と思い込む自意識過剰な側面もあります。
このヒステリック激情型メンヘラ女性を上司や同僚に持つとかなり骨が折れます。
仕事を進めるにも常に気を遣わねばならず、ミスをしてしまったらどうしよう?と不安だらけのなか仕事しなければなりません。
このタイプの女性と付き合うとなると、かなりの鈍感力のあるお相手でなければ務まらないのでは?とくまごろうは思います。
まず、自分のペースやスケジュールが乱されることを心底嫌うので、例えば、急な仕事が入ってディナーの約束がダメになった、など伝えようものなら、パニック&ヒステリックに怒りを爆発させます。
なかには、そんな風に不器用な対処しかできない自分に自己嫌悪したり、罪悪感に苛まれたりするメンヘラ女性も確かに存在します。が、大抵は「これが私だし!」と、そのまま突っ走ります。
付き合っている段階でヒステリックに攻撃されることが多ければ、たとえ結婚してもうまくいくことは難しいでしょう。
全ての決定権は彼女にある、と腹をくくれるほど好きであったり尊敬できれば別ですが。
結婚となると付き合うこととはまた別で、大きな決断や迅速な判断を迫られたり、子どもが出来れば子どもの育児や教育方針を話し合うこともあるでしょう。
そんな状況で意見が割れた場合、このタイプのメンヘラ女性は果たしてパートナーとしてうまくやっていけるでしょうか?
結婚に踏み切る前に一旦考え直すことがいいかもしれないタイプでもあるのです。
メンヘラ女性の対処法①
「男性の前ではコロッと態度が豹変!?周りはドン引きのブリッコ系メンヘラ女性」に対する対処法をご紹介したいと思います。
このタイプのメンヘラ女性はズバリ、同性に嫌われている傾向があります。
なぜなら、男性が気を緩めてしまうようなわかりやすくも、(男性にとって)かわいらしく見える振る舞いをごくごく自然にやってのけていることが多いので、全く悪意がありません。
(え?私、何か悪いことした?)というキョトンとした視線や姿勢もまた同性を苛立たせてしまいます。
ここまで自然にやってのけられるのなら、それはもう異性の心を掴む天性のものを感じずにはおれないところです。
そうなると、同じ女性からしてみれば、この子とは一線を引いておこう、距離を置いておこう、と敬遠されるのも仕方ありませんよね。
したがって、同性に嫌われているという現状が結果的に、このタイプのメンヘラ女性を強烈な男性依存にさせてしまうわけです。
それはもう必然的な流れなのかもしれません。
そして、女性に嫌われている哀しさ、寂しさの反動で、男女問わず優しくしてくれる相手には徹底的になつきます。
優しくしてくれるのが男性なら、とにかくパーソナルスペースにズイズイと入り込んできます。
気付いた頃には、もう付き合うことになっている、というような状況にも。
付き合い初めの頃は、男性のほうも楽しくて仕方ないものでしょう。
ところが、だんだんと時が経つに連れて、メンヘラ女性のドロドロした闇の部分を見てしまうことになり得ます。
対処法を一歩、間違えばその闇のなかにズルズルと引きずり込まれることにだってなっていきます。
しかし、対処法を誤ることなく誠実に向き合えば交際を通して、人として成長できるのでは、と思います。
対処法としては、話をよく聞いてあげること。
これに尽きます。
特に情緒不安定な傾向にあるとき、誰しもが(自分のことを理解してほしい、わかってほしい)という気持ちがとても強くなっているものです。
彼女の心の声にじっくりと耳を傾けてあげることが大事なポイントとなります。
例えば、彼女のほうがデートの待ち合わせの時間になってもなかなか現れず、やっと来たかと思えば残念な表情、その理由が「眉毛がうまく描けなくて…時間がすごくかかってしまったけど、結局、うまく描けないまま来てしまったの。なんだか今日は気分がノらないなぁ…」と言ったとします。
男性からすれば(くだらねぇ!)と一蹴したくなったり、(馬鹿馬鹿しいだろ…)と脱力感いっぱいに感じることだってあるでしょう。ところが、今のこの彼女にとっては、このようにたとえ些細なことであっても非常に大切なことなのです。
ですので、「くだらないだろ…」とか「そんなこと、どうでもいいだろ」というような返事は余計に彼女の心をかきみだし、情緒不安定な状態にします。
思ったことをストレートに伝えるのではなく(僕は貴女のこと理解しようと努めているから)という態度を示してあげることこそが相手を安心させ、今後のよい関係を築いていくことに繋がるのです。
また、もうひとつ気を付けたいのが「解決法を提示しない」ということです。
男性は理性的に考えるのを非常に得意としますよね。
彼女が「なんでだろう?」とか「どうすればいいかなあ?」などとこぼした時に、「なんで○○しなかった?」とか「○○すれば○○できるのに」など理詰めで即答してしまいがちなのです。
しかし男性への愚痴は単なる感情のはけ口であって解決法を求めているのではありません。
男性の脳と女性の脳は根本的に違います。
理詰めで来られても女性は困惑するばかり、むしろ、解決法を提示されたことで余計に苛立たせてしまいます。
20年ほど前に世界的ベストセラーになった「話を聞かない男、地図を読めない女」という本にも男性脳と女性脳の違いについて詳しく書かれていますが。
この男性の解決法提示で女性の怒りを買って、ケンカ勃発に発展することはよくあります。
その点をよく理解して意識をしつつ会話のキャッチボールをしてみてください。
また、彼女のメンヘラ傾向が強く出過ぎて、自分自身を傷つけたり、そのせいで、こちらまで疲れてきているな、と感じてきたら黄色信号です。
そんな状態にあったら、心理学やメンタルヘルスについて、彼女と一緒にデート感覚で勉強してみてはいかがでしょう?
本やネット検索もいいですが、できれば、その系統のワークショップやセミナーなども多く開かれていますので、どんどん外に出て他者との繋がりも交えつつ参加できれば効果的です。
このような建設的な感じで、あなたが先導して積極的にリードし今の二人の関係はどういう状態にあるのか、彼女はどんな状態にあるのか、など学術的に専門的に紐解いていくのも貴方と彼女の絆をさらに深めていく1つのキッカケになると思います。
メンヘラ女性の対処法②
「周りはドン引き!?筋金入りのキャラクター大好き!超出不精メンヘラ女性」の対処法をご紹介します。
このタイプのメンヘラ女性は昼夜逆転の生活習慣で引きこもり傾向が強いです。
アウトドア派かインドア派かといえば、絶対的にインドア派、ポジティブかネガティブかといえば、それも絶対的にネガティブ思考なのです。
自身の持ち物や部屋を好きなキャラクターもので染めていくのも、内々に何かを抱えている可能性があるからです。
幼い頃に充分に親の愛情を受けとることが出来なかっただとか、社会に対して満たされない気持ちがあるだとか、考えられるファクターはいくつもあります。
しかしながら、そんな彼女と親しくなる前から、彼女がそういったメンヘラ傾向があるのかも、と気づいていながら付き合うことになった場合、あなた自身のメンタルも今一度、振り返ってみることが必要かもしれません。
なぜなら、あなた自身が「共依存」の状態を潜在的に望んでいるからかもしれないからです。
「共依存」とは、心理学の専門的な用語であり、相手に依存されることで自分の価値を見いだすことを意味します。
あなたは、ひたすら何かと依存してくる彼女をあなたが守っていくアクションを起こすことで、何やら自分がたくましい男性になっているかのような錯覚を起こしていることはありませんか?
男女の間での共依存関係がズルズルと長引いて継続してしまうと、最悪のケースでDVによって相手を支配下に置き、その相手は支配される、つまり服従することにしか喜びを見出せなくなるパターンになるリスクもはらんでいます。
メンヘラの彼女が自分に泣きじゃくって、すがってくることに快感を覚えてしまう、というようならば、要注意です。
今、彼女との関係を見直してみる必要があります。
そして、本当に彼女のことを大切に思うのならば、たびたび外に連れ出すように誘ってあげましょう。
おうちデートでゲームもいいですが、外の空気を吸ってお日さまの光のなかを歩けば、気持ちも穏やかに健やかになります。
そして、お互いに笑顔が増えるはず。
少しずつ、太陽リズムに生活を修正していくことでネガティブ思考も和らいでいくかもしれません。
特に、朝の太陽の光をしっかり浴びると、睡眠の質を底上げするセロトニンという物質を分泌させることが出来ます。
セロトニンは心の作用にも大きな影響を与えていて(なんとなくだるいな…)だとか(気分が下降気味だわ…)だとかいった症状が、太陽の光をしっかりと浴びているだけで改善してしまうのです。
ですので、従来は彼女は何に対しても「どうせ私なんてムリだよ」という思考回路であったかもしれませんが、だんだんと太陽リズムの生活にシフトしていけば「とりあえず、やってみよっか!」という明るい方向に転換できるかもしれません。
他にも、日当たりの良い漁村の高齢者はうつの傾向がなく、陽の光があまり差し込まない山奥の村に住む高齢者はうつの傾向が複数見られたとする医学的な学術論文も発表されています。
そういうわけで、陽の光の恩恵を感じずにはおれません。
お日さまの光は侮れませんね。
かわいらしい彼女好みの運動シューズなんかをプレゼントして、「朝のウォーキングにでも行かない?」と誘い出すのもいいかもしれません。
「ウォーキングのあとは、早朝スパとかどう?」なんて提案してみるのもいいですね。
共に汗をかくと男女問わず仲良くなれる、とよく言われます。
共に汗をかいて、その後、気持ちよくサッパリと汗を流す、これが快だと感じると、大成功です。
人は、快を感じると、繰り返す傾向があります。
そうなれば、彼女は太陽リズムの生活にサイクルしやすくなって、心身共に健康的になることでしょう。
彼女のなかには他人にははかりしれない深い悲しみや寂しさを抱えているのかもしれません。
ですが、そばに付いていてくれる人の力によって大きく変わることができます。
彼女の生活リズムがととのって、思考回路も前向きになれば、うちに引きこもることもなくなり、あなたと素敵な関係を育めていけるかもしれませんね。
メンヘラ女性の対処法③
「絶対に関わりたくない!余裕が1ミリもないヒステリック激情型メンヘラ女性」の対処法についてご紹介したいと思います。
このタイプの女性の潜在意識はまず自分が他者よりも優れている、ということです。
まず、この潜在意識ありきで日常を過ごしているので、違う意見を言われたり、注意をされると、「自分のことを否定された!」と捉えられてしまい、とにかくそう言った相手のことが許せなくなるのです。
周りの人間全て「敵か味方か」で判断してしまいますので、このタイプのメンヘラ女性には「見ざる、言わざる、聞かざる」の姿勢で貫くのがベストなのです。
極力、接点を持たないように心掛けましょう。
ところが、学校のクラス内でのスルー不可な行事や仕事など、どうしても避けることができない状況にある場合は、必要最低限の接触を心掛けましょう。
相手が高ぶっている時に「落ち着いて」とか「まあまあ」「冷静になって」などとなだめてしまいがちですが、それは火に油を注ぐようなもの。
これらは、とんでもないNGワードとなり得ます。
なぜなら、これらのなだめの言葉は、このタイプのメンヘラ女性にとって、感情を逆に、逆なでされ、頭から押さえつけられるような印象を抱いてしまうからです。
しかし、メンヘラ女性でなくても、確かに下手になだめられると逆にカチンとくるのではないでしょうか。
もし、相手が取り乱して激昂しているような場合には、まずはその状況をしっかりと受け入れてあげること、そして相手の感情をきちんと認めてあげることがカギとなります。
例えば、ヒステリックになっている時に「あぁ、その気持ち、分かる」とか「確かに」などと、やんわりとさりげなく伝えてみましょう。
別に心のなかでは同感出来ていなくてもいいのです。
いわば、燃え盛る炎を消火沈静させることが何より大優先なのですから。
たとえ、心のなかでは同感出来ていなくても、火のたちどころ目掛けて勢いよく水をかけ消火活動するように、同調する言葉をかけつつ感情をしっかりと認めてあげます。
そして、焦らずゆっくり時間をかけ、火が落ちつき消え失せるのを待つ、つまり、感情の高ぶりが落ち着くのを待つ、というのが実は最短で最も賢いやり方なのです。
ヒステリックに取り乱している相手に対しては、とりあえず、否定的に対応するのではなくて「同調しながら落ちつくのを気長にゆったりと待つ」という意識を持つことが大切です。
この意識をして接するのと、そうでないのとでは全く状況が違ってきます。
この意識を持続できると、このタイプのメンヘラ女性とは必ずうまくいきます。
それは、つまり、常に貴方がクールに冷静であることが求められていることになります。一旦、付き合い方をマスターしてしまうと、たちまち貴方がこのタイプのメンヘラ女性を手のひらで転がすほどの域まで達観できるようになるでしょう。
その域までくれば、貴方は誰にも負けない強力な「いなし力」を身に付けたといえるでしょう。
実は昔メンヘラでした!
実はくまごろうも6年以上前はメンヘラでした。
今回は3つのタイプに分けて紹介してきましたが、くまごろうは複合型でしたね。
具体的には以下の項目が当てはまっていました。
- 自分自身を傷つけて相手の反応を見る
- リラッ〇マグッズを大量に集める
- LINEの連投とポエム
当時お付き合いしていた彼とはあまり良い関係を築くことができませんでした。
くまごろう自身が未熟だったこともありますし、彼はあまりくまごろうのことを好きではなかったようです。(別れるときに「実はあんまり好きじゃなかった」と言われてしまいました。泣
自分自身を傷つけてしまう
くまごろうもあまり彼からの愛情を感じられず、不安で仕方がなかったのですが、ある日、「もし自分を傷つけたら彼の気を引けるんじゃないか」なんて馬鹿なことを考えてしまったんですよね。
結局、彼はあまり気にも留めていなかったのですが。笑
経験しているからこそ言いたいのですが、自分を表現するための方法がそれ以外わからなかったんです。
でも、こんなことをしても自分がみじめになっていくだけ。
もしあなたの大切な人が自分自身を傷つけてしまっているならそれはSOSだと思うんです。
時間はかかるかもしれませんが、きちんと話を聞いてあげてください。
きっといっぱい我慢しているんです。
吐き出し方もわからないんです。
リラッ〇マグッズを大量に集める
メンヘラ女性の特徴②でもお伝えしたように、ぬいぐるみなどのキャラクターグッズを集めてしまいます。
くまごろうの場合は、リラッ〇マでした。
ぬいぐるみや文房具、トイレットペーパーホルダー、枕カバーやバスタオルにコップやお箸まで、とにかくどこもかしこもリラッ〇マで埋め尽くされていました。
くまごろうの家はあまり裕福ではなかったので、ほしいものがあってもぐっと我慢してしまっていたのでその反動でしょうか。
今ではグッズのほとんどを処分してしまいましたし、見るだけでおなかいっぱいです。笑
LINEの連投とポエム
不安なんですよね、相手と離れていると心まで距離ができてしまうのではないかと。
自分に自信がなかったのです。
連絡が半日経っても1日経っても返ってこないので連投してしまうんですよ。
それがだんだんポエムみたいになっていったりして・・・
彼とお別れした後、友達に話したら、「相手も悪いんじゃない?」という所にたどり着いたんですが、あなたはどう思いますか?
くまごろうが脱メンヘラできた理由
これは、他力本願で申し訳ないのですが、お付き合いする相手でまるっきり変わりました。
現在、くまごろうには大切な彼がいます。
この彼とお付き合いし始めてから、これまでのメンヘラ女性特有の行動をとらなくなりました。
きちんと話を聞いてくれるんです。
くまごろうがこれまで、どうしても人に伝えることが苦手だった自分の気持ちを本当に時間をかけて耳を傾けてくれます。
そして、相手から必要とされている、愛されていることがきちんと伝わるのでそこまで不安になることがなくなりました。
お休みの日には、積極的に外に連れ出してくれます。
くまごろうの体調がいまいちの時には、無理のないプランで。
車に乗ってお日さまの光を浴びるだけでもずいぶん違います。
キャラクターグッズを集めようとも思いませんし、LINEの連投もしていません。
ただし、少しだけ自分に自信がなくなったとき、日記帳にポエムチックなものを書いてしまうことがありますけれど。笑
自称メンヘラだった女性の友達もお付き合いする彼によって、ずいぶん改善されたという話をしていました。
メンヘラというだけで毛嫌いする方もいらっしゃると思いますが、あなたの接し方次第でメンヘラ女性は、メンヘラから脱することができるのです。
まとめ
タイプ別にメンヘラ女性の特徴と対処法をご紹介してきたわけですが、どのタイプにも共通して言えるのは、うちに深くて暗い闇を抱えているということ、そして、実は愛情に飢えていて、飢餓状態であるということなのです。
理解してほしい、構ってほしい、という心の表れがベッタリと表にあらわれるタイプもあれば、ヒステリックに罵るタイプもある、ということです。
ダメな人間なんて一人もいません。
それぞれに、いろんな生い立ちを背負って生きてきて、そして取り巻く環境によって今の人格が形成されたのです。
少し歪んでしまったかもしれないけど、周りの力によって大きく変わることだってあるかもしれません。
本人が大きく変わることはなくても、対、人として、相手をきちんと認めて付き合っていくことは、生きていく上でとても大切なことだと思います。
そのためにはタイプ別に認識して、対処法をしっかりと心得ておけばお互いに負担がないと思います。
参考にして頂ければ、と思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
メンヘラ関係の記事を集めてみましたので興味のある方はどうぞ。
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