鶏肉料理の代表といえば、唐揚げですよね。
しかし、「大量に油を使うのはもったいない」、「油がコンロ周りにはねてしまって、掃除が大変だ」という理由から、唐揚げを作らないご家庭もあるようです。
最近では、冷凍食品の唐揚げも進化していますが、やはり自分で揚げた唐揚げは格別です。
あなたが主婦なら、手作りの唐揚げが家庭の味になるわけですから、特に手作りをおすすめします。
実は、私の作る唐揚げは、少ない油でもジューシーで美味しいです。
今回は、その方法をお教えします。
激ウマ唐揚げに使う鶏肉は?
初めに、鶏肉についてご説明したいと思います。
唐揚げに使う鶏肉の種類は、鶏もも肉が一般的ですが、ささみなどほかの部位でも大丈夫です。
最もジューシーな唐揚げになるのは、やはり鶏もも肉ですよね。
ダイエットや節約を考えたい場合は、ささみなどで作りましょう。
激ウマになるのは鶏もも肉の唐揚げです。
ささみやむね肉はあっさりとしているのでいくつも食べられますが、少々満足感にかけてしまいます。
唐揚げのレシピ!下ごしらえ編
まず、鶏肉を適当な大きさにカットします。
この時、小さめにカットするとお弁当用として便利ですし、大きめだと豪華な印象になります。
鶏肉をカットする時は野菜などを切るまな板とは別に、肉や魚を切る専用のまな板を用意した方が衛生的です。
牛乳パックを綺麗に洗って開いたものを、まな板代わりに使うのもおすすめですよ。
肉、魚用のまな板の上に、皮目を下にした鶏肉を置き、カットしてください。
ひとつひとつの大きさをそろえて、火の通りを均一にします。
鶏肉がカットできたら、ポリ袋に調味料を入れていきましょう。
醤油ベースの唐揚げでも美味しいですが、塩ベースだとあっさりした印象になります。
また、にんにくたっぷりにするとスタミナがつきます。
お弁当用ならにんにくを入れずに、しょうがの量を増やしたりするのもいいでしょう。
あなたのお好みの味付けにしてくださいね。
調味液ができたら、その中にカットした鶏肉を入れます。
ポリ袋を揉んで味をよくなじませましょう。
ポリ袋で作業することで余計な洗い物が出ないので、手軽です。
漬け込み時間は最低でも1時間必要です。
可能であれば一晩寝かせておきます。
唐揚げのレシピ!衣編
唐揚げに衣をつけていきましょう。
少ない油でサクサクに揚げるために、片栗粉をお皿やバットなどに入れて、鶏肉に片栗粉をまんべんなくつけてください。
鶏肉全体に薄く片栗粉をつけます。
片栗粉が鶏肉をしっかりコーティングすることで、サクサク、ジューシーに仕上がるのです。
また、余分な粉は、はたいておきましょう。分厚くしすぎるのもあまりよくないので、注意してください。
あなたも見たことがあるかもしれませんが、レシピによってはポリ袋の中に、直接片栗粉を入れて揉み込むという方法があります。
ポリ袋に直接片栗粉を入れると、ポリ袋の中に残っている調味液と片栗粉が塊になってしまい、肝心の鶏肉に片栗粉がまとわり付かない場合があります。
これでは、衣があまりサクサクになりませんが、先程の方法を実践すれば出来上がりに大きく差が出ます。
私も最初は、ひとつひとつ衣をつけるのが面倒だったのですが、この方法を使うとサクサク具合が全然違いました。
激ウマ唐揚げのレシピ!フライパンで簡単に仕上げ編
いよいよ火を通します。
鶏肉をフライパンいっぱいに並べましょう。
この時、冷たいフライパンに並べてください。
火もつけてはいけません。
並べ終わったら、フライパンのフチに油を一周回しかけます。
大さじ3から5くらいの油で大丈夫です。
唐揚げを作っているイメージとは、程遠い見た目になっていると思います。
油の中で鶏肉が踊っているのとは全く違いますが、それで正解ですよ。
それから、強火で火をつけましょう。
本来、唐揚げは、熱した油の中に鶏肉を入れていくので、冷たいフライパンに唐揚げを並べて油を周りから注ぎ、強火で火をつけるという工程に抵抗がある方もいるのではないでしょうか。
しかし、鶏肉を入れてから油を回し入れ、強火で熱することで油が温まるので、熱した油の中に鶏肉を入れるのと同じ現象がフライパンの中で起きています。
火をつけてしばらくすると油がパチパチしてきます。
このパチパチという音が、油が温まった合図なので、中火にしましょう。
この状態で動かさずに5分、いい焼き色がつくまで放っておきます。
この唐揚げのポイントは少ない油で揚げるため、触らないということです。
ひっくり返すのは1度だけですので触ってしまうと温度が下がり、焼き色がなかなかつきません。
私も初めて作った時は、気になって触ってしまったのですが、なかなか美味しそうな焼き色がつきませんでした。
唐揚げを揚げている時の工夫で激ウマに!
とは言っても、どうしても気になってしまうので、この5分間で洗い物や他の料理を作ることにしています。
時間を有効に使えるようになり、台所に立つ時間も短くなりました。
私のようにズボラな方、時間がない方にとくにおすすめです。
タイマーをセットしておけば、5分間経ってからひっくり返すと丁度いい焼き色になっているので大丈夫ですよ。
ひっくり返した時に、鶏肉同士がいくつかの塊となり、くっついている場合がありますが、火が通るに連れてひとつひとつ離れるので、特に気にせずひっくり返してさらに3、4分焼きましょう。
まとめ
この方法で唐揚げを作るととても簡単で美味しいです。
油を節約して作ったとは思えないほどジューシーな仕上がりになっています。
これは、片栗粉を別なお皿でつけたことで、鶏肉についている余分な調味液を落とすことができているからです。
また、油が少なくても、衣がサクサクしているので、冷めてしまっても美味しくいただけますよ。
何より油の処理がいらないところがありがたいですよね。
初心者さんなどは油を使った料理に対して、難しい印象を持っていることが多いと思いますが、大さじ3~5杯の油なら安心です。
また、油が少ないので節約にもなりますし、鶏肉を1度にすべて揚げてしてしまうことができるので、長時間ガスの前にいる必要もありません。
私も大量の油を使ってあげものすることに抵抗があったのですが、このレシピなら簡単に作ることができました。
激ウマなのに楽できるので、本当におすすめですよ。
唐揚げを取り出すと、フライパンに少し油が残りますので、キッチンペーパーや、いらなくなった洋服の切れ端などで油を綺麗に拭き取り拭き取ってから洗いましょう。
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