あなたはソーダブレッドを知っていますか。最近、ソーダブレッドのレシピが人気を集めています。その理由は、作り方が簡単だということ。今回は、私が作っているソーダブレッドのレシピをご紹介します。
ソーダブレッドとは?
ソーダブレッドとは重曹(炭酸ソーダ)を使って作るパンのことで、アイルランド地方の定番メニューです。重曹(炭酸ソーダ)は、タケノコのあく抜きをする時によく使います。また、炭酸まんじゅうという昔の人がよく作っていた、おやつにも使われていました。私は祖母の作ってくれる炭酸まんじゅうの味がすごく好きで、ソーダブレッドにもハマりました。ドライイーストを使ったパンの味や風味とは少し違います。まだ食べたことのないあなたは、ソーダブレッドは炭酸ソーダの味がする重めのスコーンだとイメージしてください。
ソーダブレッドの簡単レシピ!
それでは、ソーダブレッドのレシピをご紹介します。まずは液体類を混ぜましょう。牛乳60g、プレーンヨーグルト100g、塩1g、砂糖10g、重曹5gをボウルに入れて、砂糖などのの溶け残りがないようによくかき混ぜます。
続いて、薄力粉200g、強力粉50gを合わせてふるい入れ、ゴムベラで全体が馴染むようにサックリ混ぜます。この時、一般的なパンのようにこねないことが重要です。ゴムベラで上下を返すようにして、ひとまとまりにしたら手で形を整えます。手には薄力粉をつけて打ち粉しておくとべたべたしません。約20㎝の円形にしたら、オーブンの天板にクッキングシートを敷きその上に乗せます。薄力粉を全体に薄くふるい、包丁で十字に切り込みを入れ、190度に余熱したオーブンで30分焼いたら出来上がりです。
ソーダブレッドは、作り方が簡単だから人気!
ソーダブレッドのレシピをご紹介しましたが、とても簡単でしたよね。一般的なパンであれば、まずは材料をこねて一次発酵します、こねるのも時間をかけて生地に弾力が出るまで行うので結構大変です。また、その後もベンチタイムや二次発酵など工程が多く、初めて作る方にとっては、ハードルが高いです。
私も初めてソーダブレッドを作った時は、ドライイーストを使って作るパンの工程が多く大変そうと感じたのでソーダブレッドを選びました。ソーダブレッドなら計量からオーブンに入れるまで20分程度でできます。急にパンが食べたいと思った時に、時間をかけて発酵させたりする手間が省けるのも人気の理由です。
その他にも、ソーダブレッドそのものが素朴な味であること、ジャムやバタークリームチーズを塗っても楽しめることも魅力ですよ。ちなみに私はソーダブレッドは、何もつけずに食べるのが好きです。
ソーダブレッドのアレンジレシピ!
ソーダブレッドは基本的に具材を入れませんが、私はよくアレンジして作ります。例えば食塩油不使用のアーモンドやナッツなどを砕いて加えます。程よい食感が加わって、とても美味しいですよ。また、チーズを細かく切って加えることもあります。チーズの風味が漂うソーダブレッドはコクがあって、そのまま食べても美味しいです。
ソーダブレッドの感想!
我が家は、まず焼き上がった時のフォルムに全員が感動しました。「これ作ったの???」という驚きがあったようです。切ってみると、意外とハードな感じでした。みんなハードパンが好きなのでワクワクです。素朴な味わいがコーヒーやホットミルクによく合い、素晴らしい一品でした。「また食べたい」と何度も言われて、その後もよく作っています。とにかく簡単なので、リクエストされたらすぐに作っています。
いかがでしたか、ソーダブレッドはアイルランドの料理です。重曹(炭酸ソーダ)を加えて作る、ずっしり重いスコーンのようなパンでした。ドライイーストを使うパンのように工程が多くないので人気があります。あなたも簡単に作ることができますよ。