あなたのお家の1か月の食費はいくらですか?
一般的な二人暮らしの1か月の食費を見てみたいと思います。
そして今回は、二人暮らしのご家庭で節約生活をする場合のポイントを6つご紹介しますね。
あなたも、まだ実践していない節約方法があれば、ぜひ真似してみてください。
また、過去にくまごろうが実践していた食生活から学んだこともお教えします。
節約を意識しすぎた結果、思わぬ事態を招いてしまうこともあるのです。
二人暮らしの食費の平均額はどれくらい?
二人暮らしの1か月の食費平均額は、約4万円~5万円です。
二人暮らしには、様々なパターンがあります。
年齢やライフステージごとに内訳も変わってきます。
今回は、次の3つの場合に絞って、二人暮らしの食費の平均額と内訳をお伝えします。
お互いにアルバイトをしている同棲カップル
まずは、お互いにアルバイトの同棲カップルの場合です。
大学生に多いケースですね。
アルバイトをしている同棲カップルの食費の平均額は、約3万円でした。
二人ともアルバイトということもあり、外食の回数を減らすことと、食材をセール時に購入するなどの工夫が、約3万円に抑えられる結果となっています。
共働き夫婦
次に、共働きの夫婦の食費の平均額は、約5万6千円でした。
お互いに仕事をしているため、昼食が外食となる場合が多く、外食費として約2万円かかります。
メニューが偏らないように様々な食材を購入するため、自炊費は約3万6千円程度です。
外食の多い夫婦
最後に、外食の多い夫婦の食費の平均額は、約8万5千円でした。
月に3分の2以上、昼食と夕食を外食するため、外食費として約6万円かかっています。
自炊費は2万5千円で、外食費以外の残りの月の3分の1です。
外食しない約10日間の自炊費としては多い気がしますが、その都度食材を買い直すため仕方ありません。
しかし、どのようなケースの二人暮らしでも、同棲カップルの食費平均額3万円から考えると、節約のポイントを抑えておけば、1人1万5千円まで節約できるます。
二人暮らしの節約生活!現状を把握することが食費を抑えるポイント!
食費を抑えるポイントとして、はじめに行わなければならないことは、1か月にどれくらい食費がかかっているのか、把握することです。
しかし、今日から1か月食費を把握するために家計簿をつけるとなると、けっこうな労力を使うと思います。
また、節約生活を始める時期も、1か月先と考えると、どうしてもモチベーションが下がってしまいますよね。
そこで、「1週間で、1か月の食費を出す方法」がおすすめです。
まず、1週間のレシートを取っておき、そこから1週間の食費を割り出します。
1か月を30日とし、1週間の食費に4.3をかけると、1か月のおおよその食費が割り出せます。
まず、どれくらいの食費を使っているか把握し、そこから食費の目標額を決めることが大切です。
このように現時点の状況を把握し、節約生活の成功のポイントとなります。
二人暮らし節約生活!1週間分のメニューを決めるのが食費を抑えるポイント!
2番目の節約生活のポイントとして、1週間分のメニューを決めて買い物をするという方法があります。
1週間分のメニューを決めるのは、難しく感じるかもしれません。
そんなあなたには、カレー、シチュー、ハヤシライス、おでんなど、2日間は食べれるメニューをまず取り入れ、残りの5日間のうち、2日はお魚、2日はお肉、あと1日には残り物で作る、決めていくのがおすすめです。
二人暮らしだと、おでんやお鍋などをすると心も暖まりますし、メニューを決めて買い物をすれば、無駄遣いもなく、買い物も短時間で済みます。
そして、毎日メニューを決める時間を短縮できるのも嬉しいですね。
もちろん、買い物のときには、1週間分の食費も決めておくことが節約生活のポイントです。
予算を決めずに1週間分の食材を買うと、赤字になってしまうので、ここは注意しましょう。
二人暮らし節約生活!嗜好品についてルールを決めるのが食費を抑えるポイント!
食費を抑えるポイントとして、甘いもの、お菓子類、お酒類など嗜好品のルールを決めておくことも大切です。
お菓子類は、意外と痛い出費です。
お酒類はお菓子よりも単価が高いため、かなりの出費になります。
だからといって、お菓子類、お酒ををやめるとストレスになってしまい、節約生活が長続きしません。
お菓子類、お酒類の買い方のルールを決めておくことが節約生活に必要です。
くまごろうの場合、お菓子類(特にコンソメパンチや歌舞伎揚げ)が好きなので、そのお菓子類の金額を1週間に、250円までと決めています。
あなたは、1か月分をまとめ買いをした方が、経済的ではと思うかもしれません。
しかし、そこが嗜好品に関する落とし穴となります。
4週間分の予算、1000円分のお菓子をと買い置きして置いたら、10日くらいで食べてしまいすぐに予算オーバーになってしまうのです。
あなたが、まとめ買いしたお菓子を1か月で食べれば、何の問題もありません。
くまごろうが、あればあっただけ食べてしまうのがいけないのですから。泣
1週間分なら期間が短いので、上手に食べることができるためこの方法を使っています。
二人暮らしの場合は、嗜好品の予算、どちらが買いに行くか、お金をいつ・どのように出費するか、よく話し合ってルールを決めておくこともポイントですね。
二人暮らし節約生活!衝動買いをしないのが食費を抑えるポイント!
いざ、食材を買いに行ったときに、衝動買いをしない工夫も大切です。
「これを買うぞ」と決めても、セール品をついカゴに入れてしまったりしますよね。
特に二人暮らしの場合、二人で買い物に行くことがあると思います。
買い物に対する心構えをよくすり合わせておかないと、知らないうちに、相手がカゴに入れていた、ということになりかねないので注意が必要です。
もうひとつ考えてほしいのは、セール品は賞味期限、消費期限間近な可能性があること。
そういったものを購入しても、すぐに使わなかった場合、期限が切れてしまって結局無駄になるのです。
これでは、節約生活失敗ですね。
節約生活をしているときこそ、セール品に惑わされないようにしましょう。
安いものを買うことが節約ではなく、必要なものだけを買うことが節約なのだということを肝に銘じてスーパーに行きましょう。
時間制限を設けるということも、誘惑に打ち勝ついい方法でしょう。
20分までに買い物を済ましてしまうと決めてしまえば、お金だけではなく、時間の節約にもなりますよね。
二人暮らし節約生活!プチ贅沢が食費を抑えるポイント!
節約料理が続くと、不満やストレスが溜まりがちです。
自分が我慢できても、二人暮らし場合は、パートーナーに我慢させてしまい、節約生活が原因でケンカなどしてしまっては本末転倒でしょう。
二人で仲よく楽しく節約生活するためにも、ときどきの贅沢は必要です。
しかしながら、「いつも節約してるから今日は思いっきって外食しちゃおう!」では、いつもの節約生活が台無しになってしまいます。
そこでおすすめなのが、自宅で外食気分を味わうことです。
ちょっと高めの牛肉、チーズ、お刺身などを買って自宅で贅沢してみましょう。
予算は外食の半分以下に抑えられます。
お刺身好きの方は、手巻き寿司などはいかかでしょうか?
二人暮らし場合、2000円分の予算でかなり贅沢な手巻き寿司ができます。
回転寿司では2000円分の予算では収まらないですよね。
贅沢するときは、心も満足予算も満足がポイントとなります。
二人暮らし節約生活!分析するのが食費を抑えるポイント!
二人暮らし食費節約のポイント6つ目は、「分析をする」ことです。
分析をするというと、ちょっと難しいイメージですが、全体を軽く振り返り、「来月はこうしよう」と考える程度で十分です。
- 目標は達成できたのか?
- できないとしたらその原因は何か?
- そもそも目標額は適正か?
- 無理はしていないか?
を考えてみましょう。
二人暮らしの場合、分析も二人ですることが理想です。
二人で分析すると、いろいろなアイデアも浮かんで、さらに楽しい節約生活ができるようになります。
前の月より1000円下回ったら、自分たちを褒めることもお忘れなく。
節約とはお金を大切に使うということだと思います。
お金を大切にしている自分たちを褒めてあげましょう。
アイデアを二人で毎月3個づつ出して実行するなど、二人暮らしのよさを生かして、節約生活を楽しみましょう。
節約を意識しすぎた悪い例
くまごろうもかつて、食費を節約しようとして自分を追い込んでしまったことがあります。
悪い例としてご紹介しますので、あなたは反面教師にしてくださいね。
朝ご飯はフライパンに食パンを入れて焼き、塩をかけてキッチンで食べる
食パンを焼くために油は使いませんでした。
油を使うと洗い物が面倒になるし、水道代などがかかると思ったからです。
また、フライパンで食パンをトーストする感覚でした。
そして、塩をかけたのは、適度に塩分を摂取しようと、「謎の健康志向」からくるものです。
キッチンのフライパンの上で食べるので、お皿の洗い物はありませんでした。
当時のくまごろうは、水道代や洗剤代も浮いたと満足していたので恐ろしいですね。
食事がただ、身体に食べ物を詰め込む作業になっていました。
ちなみに食パンは半額シールが貼られたものを購入していたのでとても安く済んでいましたが、栄養が偏っていますね。
これに、野菜スープやスクランブルエッグなどを加えればよかったのに、節約のことしか考えていなかったので、身体によくなかったなと思います。
昼ご飯・夜ご飯はスナック菓子
スナック菓子が好きだったことと、手っ取り早く食事が摂れて満足感があったことからこんなメニュー(もはやメニューとは言えませんね)でした。
一番食べていたのはスーパーのプライベートブランドの「柿ピー」でした。
6袋入っているので、昼夜で2日分あります。
これはサラサラ流し込んで終了でした。
くまごろうの不摂生から学ぶこと
こんな食生活、身体にいいはずがありません。
あなたは絶対に真似しないでくださいね。
食事は楽しむものであり、身体を動かすエネルギーを作るものです。
例えばこのような食生活を長く続けていると、身体に不調が現れます。
実際にくまごろうもそうでした。
食がどんどん細くなり、病院へ行くほど体を壊していたのです。
元に戻すまでにお金と時間がかかりました。
お恥ずかしい話なのですが、あなたには同じ状況になってほしくないという思いから書かせていただきました。
ご飯やパンなどの主食、お肉や魚などのタンパク質、野菜や果物を食べなければなりません。
先程ポイントでもお伝えしたように、無理しすぎないことが一番です。
無理してしまうと長続きせず、思わぬ事態を招くことがあります。
まとめ
今回は節約生活のポイントを6つご紹介しました。
二人暮らしの食費の平均額は4~5万円でした。
しかし、収入や生活パターンによるので、そのご家庭によって様々です。
食費を節約するには、無理をしないことが大切でした。
まずは、毎月どれくらいの食費がかかっているかを知るために、1週間ごとに把握することから初めてみましょう。
そのデータを基に、ルールを決めておくことで食費を抑えるだけで、簡単に節約生活を贈ることができます。
嗜好品もルールを決めておけば、ストレスを溜めることなく続けられますよね。
また、1か月経ったら、分析して改善点を探してみましょう。
無理のない範囲で、楽しく節約生活を送ってくださいね。
無理してしまうと、身体を壊すなどして、かえってお金が出ていきます。
ほどほどにしたいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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